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ごあいさつ  院長 原田 滋泉

~日頃の養生を大切に、こころと身体の健康を目指しています~

当院では、こころと身体の健康を目指し、独自の灸療法「墨灸」による治療を主体にしております。

人は自然の一員であり、自然(地球)を離れては生きていけません。鍼灸医学は人にも地球環境にもやさしい東洋の智慧の医療です。今という時代に生を受け、与えられた生命(いのち)をいっぱいに生きるために、鏡之坊の鍼灸治療が少しでもお役に立つことを願っております。

墨灸について

墨灸は、皮膚の上に物を介在させるお灸「温灸」の一種です。独特の気持ちの良い余韻(響き)があります。治療後、身体が軽くなったと言われる方が多いです。 鍼灸により、代謝の改善、自律神経・ホルモンバランスが整えられ、本来お持ちの免疫力が十分に発揮できるようお手伝いいたします。

もぐさについて

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灸には欠かせない「もぐさ」は、よもぎの葉が原料となり、精製ののち、葉の裏側にある毛がもぐさとなります。  当院では開業以来、中山道にある伊吹もぐさの老舗「亀屋佐京商店」のもぐさを使用しています。 伊吹もぐさは、上質のもぐさとして、古くから全国的に知られています。温度のムラがなく、優しい効き方をします。

施術コースのご案内

当院には、施術者・施術内容・施術場所・曜日により大きく2つのコースがあります。

よもぎコース

湊川本院(月~金)と板宿分院(土)
院長による墨灸・鍼(小児の場合は小児はり)を用いた従来治療

鍼灸・氣功コース

板宿分院(月・水・木)
従来の墨灸治療を踏襲しつつ、墨灸・鍼・小児鍼および氣功を用いた施術コースがございます。

天台宗 鏡之坊について

鏡之坊は天台宗の末寺で、鏡之坊教会というのが正式な名称です。寺は岡山県浅口郡寄島町字鏡という瀬戸内の海の見える景色のとてもよい小高い丘の中腹にあります。寺の創建は、永禄元年(1558年)、佐方の住人鬼打山城主藤沢兵部大夫秀清によって創建されたといわれています。この藤沢秀清は、もと信濃の豪族、諏訪頼重の老臣で武田信玄に謀殺された主君の菩提とお家再興の祈願寺として阿弥陀如来(右写真)、脇侍に薬師如来、観音菩薩を奉じて鏡之坊に籠もって信仰した武士であると伝えられています。その後、戦乱や、また江戸時代に岡山藩城主、池田光政公の寺社排斥によって焼き討ちに遭い、十二坊あった寺も全て焼失してしまい、現在の阿弥陀堂は、後に再建されたものです。  御本尊の阿弥陀如来像は戦国時代の作で、寄島町に現存する仏像としては最も古く、町の指定文化財になりました(寄島町誌より)。(※現在は、岡山県浅口市の指定文化財になっています)

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阿弥陀如来像